Webサイトの運営やマーケティング担当者であれば一度は耳にしたことのあるSEO(Search Engine Optimization：検索エンジン最適化)対策。
しかし、単にSEO対策を行う「だけ」なら簡単ですが、「良質な」SEO対策を行うのは至難の業。
そこで今回は、良質なSEO対策にレビューが活用できる理由を紹介します。
UGCを基にした良質で新鮮なコンテンツが提供可能
レビューというUGC(ユーザー生成コンテンツ)をSEOとして活用することで、自社のコンテンツ制作負担をかけずに活用が可能です。
さらに、レビューを継続的に収集することでコンテンツの鮮度を保つこともできます。
また、レビューはユーザーからの生の声であり、ユニークな独自コンテンツでもありますため、他社のコンテンツとの差別化にも効果的です。
また、Googleが提唱するSEOスターターガイドにはこの様な記載もあります。
クチコミによる自然な評判はユーザーと Google の両方に対してサイトの評価を高めるのに役立ちます
レビューを活用しサイト評価を高めることに繋げることが、結果SEO対策として有効とのことです。
レビューは検索エンジン向けではない自然な形のコンテンツを提供可能
SEO対策にて「検索エンジン向けのキーワードを大量に挿入する」手法も有りますが、Googleが提唱するSEOスターターガイドでは非推奨行為として挙げられており近年では適切な方法ではありません。
ユーザーにとっては迷惑で意味のない、検索エンジン向けの不必要なキーワードを大量に挿入する。
対してレビューには商品やサービスの魅力を紹介してくれる内容が盛り込まれていることが多く、レビューの内容がそのままSEO対策となり得ます。
また、レビューはユーザーが書いたものであり、必然的に検索エンジン向けではなく「ユーザーにとって有用なコンテンツ」となり得ます。
ユーザーが投稿することで更新されるため、コンテンツを事業者側が用意する必要がなく工数をかけずにSEO対策を行えることもメリットの一つです。
レビューをSEOに活用することで、検索エンジンに特化した形ではなく、ユーザーにとっても読みやすい自然な形でキーワードを挿入することが可能になります。
ネガティブなレビューだけでSEO対策に悪影響が出ることはない
レビューを集めていく上でネガティブなレビューがつくこともあります。
検索順位は、Googleのアルゴリズムのみで決定される訳ではなく、検索品質評価者と呼ばれるチームが人の目でサービス・レビュー・真実性・専門知識などを元にサイトを評価し、その価値を見定めています。
検索品質評価者はどのような優良サイトにもネガティブなレビューがつくことを理解しているため、レビューの内容を見て評価をするのではなくサイト全体の評判を見て総合的に判断します。
そのため、ネガティブなレビューがつくことを過剰に心配する必要はありません。
レビューがロングテールキーワードでのSEO対策になりうる
レビューは、ロングテールキーワードの対策にも役立ちます。ロングテールキーワードとは、単語を複数組み合わせたキーワードのことです。ビッグキーワードと反対に検索数や競合が少ないため、上位表示させやすいことが特徴です。レビューにはテールキーワードが含まれることがあるため、様々なキーワードをサイト上に自然な形で掲載することができます。
レビューはMEO対策にも効果あり
MEO（Map Engine Optimization）対策とは、マップエンジン最適化対策のことを指し、Googleマップの店舗検索結果画面で上位表示させるための対策のことです。
MEO対策における評価基準の1つが、Googleビジネスプロフィールに投稿されたユーザーの口コミです。そのため、評判のよい口コミを集めると、Googleからの評価が上がり、Googleマップ上での掲載順位が上がります。
MEO対策はGoogleビジネスプロフィールへ登録するだけでエリアや業種を問わず開始できるため、SEO対策よりも難易度が低いとされています。開始後は、より多くのレビューを集めることで、サイトを検索結果の上位に表示できる可能性が高まります。
レビューを獲得する際に気を付けるポイント
評価の高いレビューや好意的なレビューに報酬を用意したり、自作自演のレビューを投稿したりすることはやめましょう。レビューの不適切な使用はユーザーやGoogleから信頼を失い、ペナルティの対象になる可能性があるからです。
レビューを獲得するためには、レビューに対して即座に返信したりするなど真摯な対応を取ることがおすすめです。返信を丁寧に行うと他の顧客へもよい印象を与え、レビューを投稿してもらいやすくなります。
また、QRコードでレビューを書くまでの導線を作ったり、投稿を依頼するPOPを店内に配置したりすることも効果的です。
Googleが定めるガイドラインを遵守し、健全なサイトの運営を心掛けましょう。
ReviCoでは構造化データを出力し、Google検索結果にレビュー評価が可能に
弊社が提供しております自動最適化レビューツールReviCoでは、集めたレビューをSEO対策に活用できます。
具体的には下記の機能を提供しております。
ReviCoで収集したレビューをもとに、検索結果にレビュー評価を掲載することが可能です。
ReviCoを導入いただいております『JAタウン』様でも、こちらの機能を活用頂いております。
Googleの検索結果に平均評価の値やレビュー総件数、レビューの星画像を表示されています。
レビューを集めた専用SEOページを作成可能
ReviCoは専用のHTMLタグを貼り付けることによりサイト上へレビューコンテンツを表示可能ですが、この表示の仕様ではレビューはサイト表示の後に読み込まれるため、各クローラーに内容が読み込まれません。
しかし、ReviCoでは別途「レビュー内容をまとめたWebページ」を生成可能であり、クローラーが読み込める形でレビューを掲載できます。
Googleのショッピングタブにレビューを掲載可能
Google検索結果の「ショッピング」タブ内部の商品にレビュー評価を掲載することも可能です。ReviCoを導入いただいております『enherb』様でも、こちらの機能を活用いただいております。
ReviCoで収集したレビューをサイト内だけでなく、Googleショッピングとしても活用できます。
広告用にコンテンツを新規作成する手間もなく、簡単に商品に関するコンテンツを拡充可能です。
さいごに
本記事では、SEO対策としてレビューを活用するメリットについてご紹介しました。
SEO対策にレビューを活用する事は高い効果を発揮する反面、レビューの質が悪かったり、数年前のレビューしかない状態であるとあまり良いコンテンツとはなりません。
より効果的に活用するためには、高品質なレビューを継続的に集める必要があります。
ReviCoでは高品質なレビューを継続的に集めるために、下記の様な機能も合わせてご提供しております。
- レビュー依頼メール配信機能:
商品購入から指定した日にち後に、購入者へレビューを依頼するメールを配信可能です - レビュー公開/非公開機能:
レビューは投稿された後にWebサイト運営者側で「サイトへ公開するか/非公開にするか」を選択可能です - レビューキャンペーン:
レビュー投稿者に対し「ReviCo側で」キャンペーンを実施します。
導入企業様への負担はありません。
SEOやレビューの活用、ReiCoについて詳細を知りたい場合はこちらよりお問い合わせください。
