ECサイト運営で、商品の購入者に向けて口コミやレビューの依頼をしたことはありませんか?
実際に購入した顧客の口コミは、商品の購入を迷う顧客にとって判断基準のひとつになります。
できるだけたくさん口コミが欲しいけれど、自然に口コミしてもらうのを待つしかないのか…、と悩む人は、口コミ依頼をしてみてください。
口コミ依頼をすることで普段は口コミを投稿しなかった顧客からの反応をもらえる可能性があります。
収集した口コミをECサイトの商品ページやPRで活用できれば、売上向上や認知拡大を期待できるでしょう。
今回は、効果的な口コミ依頼の方法や例文、注意点について詳しく解説します。
ECサイト運営や口コミ運用を効率化させたい人はぜひ参考にしてください。
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口コミ依頼をするべき3つの理由
ECサイトやオンラインショップの売上向上やブランド認知を広げたい人は、口コミ(レビュー)依頼を積極的に行いましょう。
なぜなら口コミ依頼をして口コミを増やすことができれば、以下の効果が得られるからです。
- 1.費用を抑えてECサイトの認知拡大や売上アップを狙えるから
- 2.ECサイトや店舗のサービスの質を改善できるから
- 3.MEO対策になるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.費用を抑えてECサイトの認知拡大や売上アップを狙えるから
口コミを活用してECサイトの認知拡大や売上アップを狙う手法は、口コミマーケティングと呼ばれています。
口コミマーケティングの強みは、広告費をかけずにECサイトや商品、サービスの認知度を高めることができる点です。
たとえば自社ECサイトの認知拡大をしたい場合、リスティング広告などのWeb広告を使って新規ユーザーを増やす方法があります。
ただ、Web広告は広告の掲載期間が限られており、費用も高額です。
広告表示されることから、顧客も「広告」として反応するため、買いたい気持ちを高めるには不十分なこともあるかもしれません。
しかし、実際に自社ECで商品を購入した顧客からのレビュー・口コミであれば、その情報は広告ではなく信頼できる情報源となります。
さらに、口コミは顧客に依頼して承諾してもらえれば無料で集めることが可能です。
集めた口コミの二次運用を許可してもらえば、自社のECサイトの商品ページなどに掲載することもできます。
高い広告を複数打つよりも、顧客からの声を販促の武器にして、自社ECの認知拡大や売上アップに貢献しましょう。
2.ECサイトや店舗のサービスの質を改善できるから
口コミの活用場所は、広告や購入の促進としてだけではありません。
実際に商品やサービスを利用した顧客からフィードバックを得られるということは、サービスの質や商品の改善点を把握し、必要な改善を行えるということです。
たとえば、「B支店の店員の対応が悪かった」というネガティブな意見も貴重な情報源は、一見落ち込みがちですが、サービス改善のヒントになります。
顧客の意見を元に社内の教育を改善したり、サービスの質向上に向けた対策ができれば、口コミに対して真摯な対応をしているとアピールすることにもつながります。
口コミは、良い口コミ・悪い口コミどちらも把握して対策することが大切です。
3.MEO対策になるから
口コミは、MEO(ローカルSEO)対策にも効果的です。
MEO(ローカルSEO)とは、地域・エリアに関連する検索結果を最適化するためのSEO施策を指します。
具体的には、Googleマップなどで「地域名+業種名」や「近くの〇〇店」などのキーワードで検索された際に、Googleマップやローカル検索結果に上位表示されるための対策のことです。
MEOで上位を獲得するには、良い口コミを集めることが必須です。
特にGoogleマップでは、Googleマイビジネスのレビュー数や評価が、顧客の訪問やオンラインでの認知度に直結します。
口コミを依頼し、積極的に集めることで、MEO効果を高め、店舗があるエリア・地域での知名度を上げてみてください。
口コミ依頼を送る際の3つポイント
口コミ依頼は、送る内容やタイミングによって口コミの集まる数が変わります。
ここではECサイトやGoogleマップ、SNS上の口コミ投稿を依頼する際の3つのポイントを解説します。
- ・商品購入後1週間を目安に口コミ依頼メールを送る
- ・口コミ投稿に特典の付与が禁止されているサービスを把握しておく
- ・依頼メールからすぐに口コミを投稿できる動線を作っておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
商品購入後1週間を目安に口コミ依頼メールを送る
口コミ依頼を送る場合は、効果が出るタイミングを見計らうことが大切です。
口コミ依頼をするタイミングでおすすめなのは、商品購入から約1週間後です。
なぜなら、商品が届いて1週間後であれば、顧客が商品を数日間使用している状態で商品に対する意見を出しやすいからです。
さらに1週間後であれば、商品購入に対するお礼やその後の状況を伺うという目的に、口コミ依頼を添えることができ、相手に強制的なイメージを与えずに依頼できます。
ただ、商品やサービスによっては2〜3日後を目安にレビューの依頼をした方がいい場合もあります。
引用:[口コミ投稿に関する意識調査]
自分のECサイトではどのタイミングで依頼メールを送ったら効果が最大限になるか、日数別にテストをしてみるのも良いでしょう。
口コミ投稿に特典の付与が禁止されているサービスを把握しておく
一部のレビューサイトやECプラットフォームでは、口コミ投稿への特典付与を禁止しています。
公平性や信頼性を保つためや、ステルスマーケティングと誤解されないようにするためです。
口コミ投稿に特典付与を禁止しているサービスの事例は以下のとおりです。
- ・Amazon.co.jp
- ・楽天市場
- ・グーグルビジネスプロフィール(GBP)
禁止事項があるにも関わらず、特典付きの口コミ依頼をしているのが見つかった場合、アカウントの削除や利用停止などの措置を受けるリスクがある点に注意してください。
依頼メールからすぐに口コミを投稿できる動線を作っておく
口コミ依頼の投稿率を上げるには、口コミ投稿のハードルを下げることが大切です。
別サイトへの移動や入力項目の数など、ユーザーの手間を省いて口コミ投稿のハードルを下げることができれば、投稿率を向上できるでしょう。
たとえば、口コミの自動最適化ができるツール「ReviCo」では、メール画面に直接口コミを投稿できる機能を備えています。
引用:[ReviCo]
メールを確認してすぐに口コミ投稿できる仕組みがあれば、顧客に手間をかけずに口コミを依頼できるでしょう。
他にもReviCoでは簡易なレビュー承認機能や口コミをECサイトに簡単に掲載できる機能が備わっています。
良質な口コミを多く集めたい、収集した口コミを上手く活用したいとお考えのECサイトの運営者様は、ぜひご相談や資料請求をご検討ください。
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口コミ依頼に使える例文3選
ここからは実際に口コミ依頼で活用できる例文を紹介します。
口コミ依頼はメールやSNSのDM、投稿を使った全体への発信などさまざまな方法があります。
- ・メールで口コミを依頼する
- ・公式LINEやSNSのDMから口コミを依頼する
- ・バナーや画像を使って口コミ投稿を拡散させる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メールで口コミを依頼する
メールで口コミを依頼する場合は、丁寧でわかりやすい文面を心がけ、顧客の負担にならないよう注意しましょう。
まずは商品購入に対する感謝の気持ちを伝え、サービスの改善や質の向上を目的に依頼していることを説明することが大切です。
メール文面での例文は以下のとおりです。
【例文】
「件名:【ご購入ありがとうございます!】商品のご感想をお聞かせください
○○様
先日は当店の商品をご購入いただき、誠にありがとうございます。
商品はご満足いただけていますでしょうか?
もしよろしければ、商品のご感想をお聞かせください。
お客様のご意見は、私たちにとっての今後の商品改善につながり、他のお客様にとっての商品購入の後押しになります。
以下のリンクから、簡単に口コミを投稿いただけます。
[口コミ投稿ページへ]
お忙しいところ恐縮ですが、ご協力いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。」
サイトの雰囲気によっては絵文字などを組み合わせる方法も効果的です。
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公式LINEやSNSのDMから口コミを依頼する
公式LINEやSNSで口コミを依頼する場合、メールよりもややカジュアルな文体を用いつつ、シンプルに依頼内容を伝えることが大切です。
SNSの特性に合わせ、親しみやすさを重視しつつ、ユーザーの時間を奪わないようにするためです。
【例文】
「こんにちは!先日ご購入いただいた商品はいかがでしたか?😊
よろしければ、商品の感想を教えてください!
以下のリンクから簡単に投稿できます👇
[口コミ投稿ページへ]
あなたの声が、他のお客様の参考になります!ぜひお願いします🙏」
公式LINEやSNSのDMは文章を多く使うよりは、バナーや写真を添付して気軽さを強調する方法が向いているでしょう。
バナーや画像を使って口コミ投稿を拡散させる
XやInstagramなどのSNSでキャンペーンを実施する場合は、文章で口コミを促すよりもキャンペーン内容が一目でわかるバナーを作成するのがお薦めです。
視覚的にアピールし、簡潔な文言でクリックを促しましょう。
バナーのデザインや文言の事例として、旅行会社のキャンペーンを紹介します。
引用:[韓国旅行「コネスト」]
シンプルながらも口コミ投稿で5,000ウォンのギフト券が当たることが一目でわかります。
投稿ぶんには参加条件や詳細サイトへのリンクが添付されているため、投稿を見た人がそのまま応募できる点も特徴です。
口コミ依頼だけじゃない!自然な口コミを増やす方法3選
口コミマーケティングを効果的に活用するためには、顧客からの自然な口コミを増やすことが大切です。
自発的に口コミを投稿してもらう方法を取り入れることで、より多くのリアルな意見を集めることができ、顧客の信頼を得ることができます。ここでは、自然な口コミを増やすための方法を3つ紹介します。
- 口コミ投稿用の二次元バーコードを設置する
- 接客時に口コミ投稿を直接依頼する
- SNSで口コミ投稿キャンペーンを実施する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
口コミ投稿用の二次元バーコードを設置する
客が手軽に口コミを投稿できるように、商品パッケージやレシート、ECサイト上に二次元バーコードを設置する方法は非常に効果的です。
顧客が口コミを投稿しようとするタイミングはさまざまで、適切なタイミングですぐに口コミを投稿できる仕組みを複数作っておけば、チャンスを逃しません。
ECサイトで多い口コミ投稿のタイミングは、商品を受け取って利用を始めた数日後です。
商品とともに「この二次元バーコードを使ってレビューを書こう!」と口コミ投稿を案内することで、実際の使用感を踏まえた口コミ投稿を増やせるでしょう。
口コミの投稿漏れを防ぐために、フォローアップメールでリマインドする方法も効果的です。
接客時に口コミ投稿を直接依頼する
ECサイトだけでなく実店舗を持つ事業者の場合は、接客時に直接依頼する方法もおすすめです。
顧客が商品やサービスに満足しているタイミングで「ぜひレビューを投稿していただけると嬉しいです」とお願いすることで、口コミを依頼しやすくなります。
この時、上で紹介した二次元バーコードを用意しておくとスムーズな口コミ投稿ができるでしょう。
直接的な依頼は、顧客の意欲を高めることにつながるため、レビューを投稿してくれる可能性が増えるかもしれません。
SNSで口コミ投稿キャンペーンを実施する
口コミを効率的に集めたい人は、SNSを活用したキャンペーンの実施も効果的です。
たとえば、特定のハッシュタグを使って投稿した顧客に対して割引クーポンやプレゼントを提供するキャンペーンを行うことで、口コミが広がりやすくなります。
SNSでシェアされた口コミは、同じSNSを使う他の潜在顧客に対しても影響を与えるため、集客力が向上します。
SNSキャンペーンは工夫次第で、何十万、何百万以上のユーザー同士の交流を促進することが可能です。
炎上リスクなどの対策をしたうえで、ブランドの認知度や好感度を高める施策に取り組んでみましょう。
SNSでキャンペーンを実施する際のポイントが知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
口コミ依頼に関するよくある質問
ここでは口コミ依頼に関するよくある質問に回答します。
- ・もらった口コミには全て返信する必要がある?
- ・口コミを削除することは可能?
- ・オーナーや従業員は口コミを投稿してもいい?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
もらった口コミには全て返信する必要がある?
全ての口コミに返信する必要はありませんが、可能な限り返信しましょう。
返信することで顧客との関係性を深め、サービス改善の姿勢を示すことができます。
特に否定的な口コミには丁寧に対応し、「ご意見ありがとうございます。今後の改善に活かしてまいります。」などと返信するのが大切です。
星1や2の評価のみでコメントがない口コミだった場合は低評価の理由を尋ねてみるのもおすすめです。
口コミへの返信を積極的に行うことで、口コミに真摯に対応してくれるというプラスのイメージを顧客に与えることもできるでしょう。
口コミを削除することは可能?
基本的に、投稿された口コミを店舗側が削除することはおすすめできません。
なぜなら口コミを会社側が選択しているという状況が伝われば、情報の透明性がなくなり、信頼を失うリスクがあるからです。
ただ、口コミの内容が誹謗中傷など不適切な内容の場合は、プラットフォームの規約に基づいて対応できる場合もあります。
悪い口コミが一定数あることで情報の信ぴょう性が高まり、口コミの効果を最大限に活かせるでしょう。
オーナーや従業員は口コミを投稿してもいい?
オーナーや従業員による口コミ投稿は避けるべきです。
なぜなら会社側が発信した口コミは、ステルスマーケティングと誤解される可能性があるためです。
口コミが少なかったとしても、商品説明ページやFAQなどで詳細な情報を補うことは可能です。
自作自演の口コミが発覚し、信頼を失うリスクを避けるためにも、口コミは購入者や利用者に依頼するようにしてください。
口コミを活用してECサイト運営を進めるならReviCoがおすすめ
今回は、口コミの依頼方法や具体的な例文、よくある質問を紹介しました。
口コミは利用者が勝手に書いてくれると思って待っているよりも、さりげなく依頼をしたりキャンペーンを実施したりして効率的に収集するのがおすすめです。
ReviCoは口コミ管理・分析に特化したツールで、ECサイト運営を効率化します。
自動で口コミを収集・分析し、顧客の声を簡単に把握できるため、戦略立案に役立ちます。
さらに、口コミの傾向分析やレスポンス管理が一元化され、口コミの効率的な運営が可能です。
ReviCoを導入したECサイトでは、口コミ管理にかかる時間が50%削減され、顧客満足度が20%向上したという報告も。
口コミ運用を自社のECサイトに取り入れたいと考える人は、ぜひReviCoにご相談ください。
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